1月19日、20日は快晴！「走る」って・・・

暖かい週末でした。基本練習はチーム全体で。途中からA・Bの２チームに別れて効率よく練習しています。

午前中はかなり下半身をしっかり鍛える練習が中心のようです。（野球素人、ずーっとは練習を見ていない2年男子母が書いています。）

コーンを使ったスラローム練習や、ミニハードルを利用したトレーニングなど、チームメイト同士が競いながら取り組んでいます。色々なバリエーションがあって、面白いです。青空の下、真剣に、でも楽しそうに体を動かしているのを見ると、「いいな〜！最高だなぁ〜！私もやりたい！」と思ってしまいます。（出来ないですけどね）

 

息子は走るのが苦手だったのですが、2018年3月に入部してから随分と能力がアップしてきたように思います。

 

これは横浜嶮山ファイターズに入部した動機にも繋がっているので、私事ですが少々書かせていただきます。

 

私は息子に幼稚園の年少の頃から、体操教室・サッカー・スイミング・ゴルフなどの習い事でずっと運動はさせてきたのですが、本人は心から楽しんでいるものの、「うーんイマイチ！」でした。特に走ることにかけては、闘争心が足りなくて、幼稚園の徒競走ではにかみながら笑顔で走ってくるのを見ると、「も〜〜〜！」と言いたくなってしまいます。本当に親としては歯がゆい。運動神経のよろしくない子どもを持つ親の気持ちがわかりますか〜・・・

 

一年前、1年生のちょうど今の時期、小学校ではマラソン大会がありました。600mほどの距離で、学校の外周を走ります。ちゃんとプレッシャーをかける為に、私も夕方何回か練習に付き合って一緒に走ったりしていました。本番も近くなった頃、「練習では僕、結構早い方だったかも」というので、少し期待して門付近でゴールを待つも、我が子は全然現れない。来ない、来ない…かなり最後尾の団体の中にいました。とても苦しそうで、必死でした。頑張っていたのは分かるので、「よく頑張ったね！」と声をかけましたが、内心穏やかではない私です。「走ることって生来のセンスが問われて残酷。もうちょっとなんとかしてあげたい…」そんなことを思っていました。

 

学校の担任の先生が日体大出身の方なので、相談してみました。運動神経のこと、気になっていた逆上がりがまだ出来ないこと、どうしたら体の感性が磨かれるか。

すると、「日常の中で体全体を使ってたくさん外遊びをすることが大事です。逆上がりは、腕の力で体全体を支えることになるので、その子によって出来るようになる時期が違います。お子さんは体重が軽い方ではないと思うので、その分大変だと思います。子どもは楽しいと思うことしかしないので楽しめる内容で体を鍛えるといいと思います」ということでした。

なんということ！「日常的に外で体を動かすこと！」の大事さは知っていました。でも、させてあげられていなかった。昔と違ってあまり外遊びもしませんね。その話を聞きながら、私の頭には「野球！」が浮かんでいました。

 

 

それから三日後の土曜日に横浜嶮山ファイターズの体験に行き、次の週に入部しました！即決でした。指導者・コーチの素晴らしさ、あたたかさ、保護者の方々の雰囲気の良さ、先輩チームメイトの爽やかな挨拶と立派さで全く迷いませんでした。一年生も終わりの3月のことでした。

 

息子はといえば、野球が大好きになって日々の練習に励みました。毎週土日の練習で、どんどん体がスリムになっていき、食べても食べても太らないし、実際、２ヶ月で１kgほど体は軽くなりました。練習はきつそうな時もありましたが、運動神経抜群のチームメイトを見ながら「僕だって出来る！」と奮起しているようにも見えました。２ヶ月くらいは毎週金曜の夜には、いただいたユニフォームを着て布団に入るほど、楽しんでいました。

 

走ることに関しては（本題にやっと戻りました！）、フォームも変わったと思います。ドタドタと重そうに走っていたのが、少しだけ軽やかで走り慣れてきた感じに。5月には前出の学校の担任の先生から「走りが変わりましたね」と言われました。ジョギングで、「この位置は譲らないぞ」という気持ちが顔に表れている良い顔をして横腹を押さえながら必死に走っていることも多く、負けん気も自然と生まれてきた気がします。

 

10月の運動会の徒競走では、奇跡が起こりました！背の順で６人ごとのグループが作られて競うのですが、息子は背が高い為、後ろから２番目のグループ。息子以外は全員リレーの選手！という状況でしたが、ビリではなかった！ビリ２でしたが、私は嬉しかったです。11月には、ふと練習してみた逆上がりが（まだ補助板ありですが）出来るようになっていました。

 

指導者からの的確な指導と、本人のやる気で短期間でも運動能力はガラッと変わるんだ、ということがよく分かりました！いつも私の心はチームの皆様（指導者・コーチ・チームメイト・ママ達）への「ありがとう！」の気持ちでいっぱいです。